社会人二年目、気づきと振り返り

Maria Ishii
Jan 1, 2021

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社会人としての一年間の振り返り、二年目になりました。

去年読んでいない方へ少し説明をすると、2018年10月にインターン先のスタートアップに入社して、今がちょうど2年2ヶ月になります。入社月が近いことと、自分の誕生日が近いこともあって、年の瀬に諸々の棚卸しをしてます。

また、私のように新卒でベンチャーに入った人や、就活を考えている人になにか与えられるものがあるといいなという思いでも書いています。

去年の自分との比較

ビリー・アイリッシュの例年のインタビューのように一年目に書いたことを振り返ってみようかと思います。

皆さん、今年はどのような年でしたか。私は去年、だいぶ「地を蹴れている感覚が出てきた」と書いてるんですが、その後3~7月くらいまでひどく迷走してました。ただ、この期間で優先順位や、仕事のやり方を初めてちゃんと自分のものにできた気もします。

当時思っていたことで今でも残っていることは、銭湯と会社の外との繋がりの大切さくらいかもしれない。1年間で色々な考え方や価値観が変わりました。

2019年の振り返りを見ると、すごく疑心暗鬼な雰囲気が…(笑) 一人で色々試行錯誤をして、一人で悩んでという感じだったのですが、2020年はそれほどでもなく、良き相談相手や仲間が見つけられた年でした。色々やり方を掴んで、解らなくとも調べるすべがある状態を作れるようになったと思います。ただ、それも人並な新卒の人より時間をかけて掴んだ気もします。

コロナ禍と私

コロナの前の私の生活はすごく目まぐるしかったように覚えてます。週末は2~3件何かしらの予定が入ってて、平日も飲み会によく誘われ。コロナのおかげで少し自分の行動にブレーキがかけられた時期でもありました

自分と向き合う時間が増えた人は多かったかもしれません。私もその一人で、色々試しながらライフスタイルの改善をしました。完全栄養食、料理、瞑想、銭湯とかかな。仕事で体力的に疲れたら銭湯、モヤモヤしているときは瞑想、やるせないときは大声で歌う、がだいぶ定着したかな。

私の頭の中はとっ散らかっていて、なかなか効率よく作業が進まないことが多かったのですが、色々不安に思っていたりするので、気になっていることを解消する時間を設けるのが効果的でした。必ずしもこの不安を解決することが優先順位的に高くなかったりするんですが、解消しないと次に進めないので、気が済むまでやることを惜しまない方法をとったらだいぶ心が楽になりました。なんとなく抱えていた、小さなストレスへの対処法が分かったのは収穫だった。

また、社会のパラダイムシフトを目の当たりにしました。Airbnb の workation 向けの宿の打ち出し方とか、(在宅者向けの)配達系のサービスが5月くらいから急増するのを見ていて、周りのトレンドや起きていることに対して、的確に動く企業がよく見られました。この見極めは、とても重要な能力であるということを肌で感じることのできた年でもあったと思います。

中学生の時のサッカー部の監督が “Right place, right time” という言葉を言ってたんですが、タイミングよくその場にいる、という意味なんですね。ただそのタイミングの良さを活かすには、日頃から準備と周りのトレンドの見極めが必要だな、と強く思いました。予測不能な毎日の中、状況に反応してアクションを取れたり、今まで準備してきたことが軌道に乗ったりすることを、割と見かけたような気がします。(もちろん逆もあるんですが…)

2021年の抱負的な

2020年はインプットの多い年でした。色々やりたい・なりたいものへの方向性とかが12月にやっとカチッと決まったと自分では思っています。今年はまじでやるぞと思っているので、ココにも書いちゃいます。

1)ブログを真面目にやります
自分の勉強も兼ねて、調べたことをまとめたブログ+ podcast を始めます。podcast は、単純に経験のためにやってみたいのと、自分が podcast 聞くのが好きだからです。週1くらいで更新していく..!

2)忙しなく生きる人の一息つけるセーフプレイスを作る
大学生の時からなにかを作りたいと常に思っていて、初めてこれならできるかもと思えるアイディアを見つけられました。3月までにはリリースできるといいな…乞うご期待…!

3)写真も撮るよ
単純に写真取るのが好きなので、これも継続していきたい。クラウドファンディングをしたら、予想以上に集まったので、年末年始は集まった資金で年賀状を履行したり、zine の執筆に時間を使っています。また、写真を撮る上で自分のスタイルもだいぶ確立したので、今年はもう少し丁寧にポートフォリオを作っていきたいところ。

おわりに

今年出会った禅の格言で、「吾唯知足」というものがあります。漢文なのですが「われただたるをしる」と読みます。ちょうど足りるということを知る、と何事も謙虚になるといい的な意味と解釈されがちなのですが、私は少し違う解釈をしています。ちょうど足りることを知ることは、超過することもそうなのですが、何を足りないかを知ることでもあると思っていて、そっちのほうが謙虚になることより難しいんじゃないかと思っています。

2021年は必要なものを精査しながら、粛々と進んでいければなと思っています。

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Maria Ishii

ITベンチャーの海外まわりや諸々、IR/越境/データ/ノマド